Panasonic(パナソニック)のETC CY-ET907KD(CY-ET907D)を取り付けました。
CY-ET912KDの取り付け方法も同じですのでETC取り付けの際に参考にしてください。
1. ETC本体の取り付け位置を決めます。
ETC本体は、カードを抜き忘れた場合も考え、グローブボックス中に設置します。
フィットのグローブボックスは、ETCを取り付ける用に、グローブボックスに切れ込みが入っているので、加工する必要がなく、きれいに配線できます。
2. ETC本体を固定します。
ETC本体を両面テープで固定します。取り付ける位置は、カードを抜き差しするので、ETC上部を若干はみ出すようにして、取り付けると、使いやすくなります。
3. ETCアンテナの取り付け位置を決めます。
4. ETCアンテナを固定します。
5. ETCアンテナの線を格納します。
6. 運転席のフロントピラーを取り外します。
7. ETCアンテナの線を格納します。
ETCアンテナの線をフロントピラー内に格納し、結束ロック(インシュロック) で固定します。そして、写真のようにアンテナ線を、下に続いていると思われる隙間に通します。
8. オーディオを取り外します。
当サイトのオーディオの取り外し方をご覧ください。今回は、赤丸印の配線コネクターから電源を取ります。
9. 配線コネクタから電源を分岐させます。
パナソニックのETC(CY-ET907KD/CY-ET907D/CY-ET908D/CY-ET908KD)は、ACC電源(アクセサリー電源)、バッテリー電源(常時電源)、アース線の3つの線を接続する必要があります。
フィットの場合、バッテリー電源(常時電源)は、13番(桃色)のバックアップ電源から取れます。バックアップ電源とは、オーディオの設定を記憶しておくために(キーが抜かれていても)、常時通電している電源です。
ACC電源(アクセサリー電源)は、23番(紫色)から、取れます。ACC電源とは、キーをACCの位置まで回したときに、通電します。アース線は、金属部分に接続しておけばOKです。配線コネクタの詳細は、アルパインのサイトで確認できます。
桃色の線と、紫色の線をニッパーで切り、その線の両端にギボシ端子を取り付けます。
※ギボシ端子を接続する場合は、必ず、万能電工ペンチをご使用ください。ペンチでは、接続不良や、外れる可能性があります。
エーモン工業のY型接続端子 を使用して、バッテリー電源(常時電源)、ACC電源(アクセサリー電源)を分岐させました。これで、ETC用の線を接続できます。
10. ETC本体に線を接続します。
アンテナ線と電源線を、グローブボックス横の隙間から引き出し、ETC本体に接続します。あとは、オーディオを元に戻して完成です。